オオムラサキ
1957年秋、国蝶に指定されている。
Sasakia  charonda Hewitson
学名 sasakia   佐々木忠次郎博士に因む。
         わが国の昆虫学の草分け
    charonda  シシリアの立法者カロンダに因む。
名前の由来は
表翅の紫色から来ていますが雌は、濃い茶色です

食草:エノキ.エゾエノキ
交尾は、3〜10時間も掛かります。
無事成虫になるのは、
100個の内1〜2個です。
新世紀 オオムラサキ 
奈良県在住の秋山昭士さんを6/5日訪問しました。
大きな放蝶棟で今年、羽化したオオムラサキが乱舞していました。
児童教育の為の自費活動をしているとの事。
来年は自然ものから再スタート飼育を行う抱負を聞きました。
放蝶棟の周りは、食草のエノキ畑となっておりました。
秋山さんは、事業の傍ら20年前より蝶の研究を始め
地域の専門家、仲間と協同して自然保護.や子供達の
情操教育等に参画している愛蝶家です。
2001.7.25 秋山代表監修
2001.6.5
秋山昭士代表放蝶棟の中にて2001.6.吉日
葉の表裏に1回に100個
程の卵を生みます。
雌は、4〜500個の
卵を産みます。直径:1.5mm
二令幼虫:台座を作る。
頭に角.背中に
三角形の突起が出る。
.四令:越冬幼虫とも云います。
終令幼虫が葉の裏に逆さにぶら下がり約20日で羽化します。
羽化時間:3分翅を伸張するのに
約20分。
成虫期間:約40日間
飼育では、
カルピスを与えました。
秋山代表所蔵 珍しい雌雄嵌合体
1996.6.9 飼育蝶
自然界では、6万の1の確率とか